チロシン (Tyrosine):
 

タンパク質を構成する非必須アミノ酸の1つで、乳製品、肉、魚、 卵、ナッツ等のタンパク質の多い食品内に存在し、体内では、必須アミノ酸であるフェニルアラニンからつくられます。アドレナリン、ドーパミン、ノルアドレナリン等の脳内伝達物質、成長や新陳代謝に欠かせない甲状腺ホルモン、肌や髪の色をつくるメラニン色素の前駆体。メラニンが過剰につくられるとシミの原因になる。

チロシナーゼ (Tyrosinase):

チロシナーゼとは、メラニン色素産生に関わる、銅イオンを含んだ酸化酵素。紫外線、外部環境等により活性酸素が発生すると、メラノサイトが活性化されます。アミノ酸の一種であるチロシンは、チロシナーゼにより酸化され、段階を経てメラニン色素が生成されます。